部屋を借りたいと思ったら
こんな部屋がいいな、まず情報集めだ
(希望条件整理と情報収集)
チェックポイント1
●希望条件は明確に
  部屋を借りるのにも、希望条件を明確にすることが必要です。条件の優先順位は借り手によって違う
  でしょうが、予算や通勤・通学時間、広さ・間取りは明確にするのが、賃貸物件を探すコツです。
〔部屋探しチェック〕
 予算は?
 間取(広さ)は?
 通勤・通学時間は?
 周辺環境は?
 商店街の成熟度は?(単身者の場合には、近くに食堂・コンビニ等夜遅くまでやっている店があるか)
 公共施設や病院までの距離は? 
チェックポイント2
●賃貸情報は地元業者が豊富
  賃貸情報誌も数多く出回っていますが、いずれにしろ、後で現地調査に出向く必要があります。
  情報誌では、相場をつかむことを最重点にし、住みたい地域の業者に相談するのが、部屋探しのコツ
  といえます。地元の業者はその地域の情報に精通していますし、物件も豊富に持っています。
  ハトマークの加盟業者なら安心して相談できます。
チェックポイント3
●現地へ行って確認を
〔下見のチェック事項〕
 間取り・広さは自分の持ち物と比較して適当か
 収納スペースは十分か
 騒音の有無は(左右・上下階の音は気にならないか)
 日当たりはどうか
 冷暖房の有無は
 洗濯機置き場は
 厨房機器は十分か
 バス・トイレの具合は(ワンルームでは一体型が多い)
 冷蔵庫置き場は
 駐車場・駐輪場はあるか
条件を確認してよし契約!
(入居条件の最終確認と契約)
チェックポイント1
●賃貸条件は細かく確認を
  賃料・敷金・共益費はもちろんのこと、賃貸条件を細部にわたって確認することが必要です。とくに、
  ペットの飼育(通常は禁止のところが多い)はどうなのか、マイカーを所有している場合には駐車場の
  有無は、敷地内に駐車場がない場合には紹介してくれるのか、その費用は…などといった事が問題
  になります。また、特殊な事情で部屋の内部を改造しなければならないケースでは、改造が可能か、
  その費用負担は、なども問題になりますので、キチンと確認が必要です。
チェックポイント2
●賃貸の場合は購入と異なり、軽い気持ちで契約書を取り交わすケースがまま見られます。
  後になって「この費用は何?」というようなことがないように、用語の意味は性格に理解して下さい。
 ※賃 料:毎月支払う家賃です。通常は「前家賃」が一般的ですので、月末までに翌月の賃料を支払います。
 ※共益費:これも賃料と一緒に毎月支払います。通常は廊下・階段・エントランスなどの共用部分の
       維持管理費、清掃費等に充当されます。
 ※敷 金:契約の際に貸主に預ける金銭です。解約(退去)の際には返還される性質の物ですが、
       借主の責任に帰する住居の損傷などがあれば、修繕費用として差し引かれることもあります。
       敷金には消費税はかかりません。
チェックポイント3
●重要事項は書面で
  賃貸住宅についても、契約以前に重要事項について説明し、書面で交付することになっています。
  重要事項説明書には建物の表示や間取り、設備、賃料やその他の授受される金銭(礼金・敷金等)
  などの事項が書かれています。
チェックポイント4
●契約書は細部を確認して
  契約書には賃料条件や支払方法、契約期間、解約の方法などの基本的事項から、賃貸期間中の
  注意事項などか盛り込まれています。なかには、畳の取り替え、ふすまの張り替え等を細かく定めた
  契約書もありますので、よく確認してから契約を締結することが必要です。また、契約に際しては本人や
  保証人を確認するための住民票、印鑑証明書等が必要となる場合があります。